2007年9月

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スゴイ!ヤワラちゃんV7達成!
世界柔道が終わったでござる。
拙者、毎日興奮しながらテレビ観戦したでござる。

日本人選手のメダルは以下の通りでござる。

金メダル:3個
 男子無差別級 棟田康幸
 女子無差別級 塚田真希
 女子48キロ級 谷亮子

銀メダル:2個
 女子78キロ超級 塚田真希
 女子78キロ級 中澤さえ

銅メダル:4個
 男子73キロ級 金丸雄介
 女子63キロ級 谷本歩実
 女子57キロ級 佐藤愛子
 女子52キロ級 西田優香

谷亮子選手は、前回大会の優勝者ベルモイ(キューバ)をくだし、
世界柔道通算7度目の優勝を飾ったでござる。
この数は、男女通じて大会最多ということでござる。

いくら強いといっても、実力の均衡した勝負の世界で、
長年勝ち続けるというのは、並大抵のことではないでござる。
谷選手の試合中の表情には、一瞬の隙も感じられないのでござる。
この素晴らしい偉業に、拙者はテレビに向かって拍手したでござる。

他にも、激戦区である女子52キロ級で
初出場ながら見事銅メダルに輝いた西田優香選手、
肩の手術から復帰した金丸雄介選手などが印象的だったでござる。

また、アトランタ五輪決勝でヤワラちゃんを破った
ケー・スンヒ選手の強さも目を引いたでござる。

日本人選手が鮮やかに1本を決めたときは、
言葉を失うほど美しいのでござる。
今後の柔道界にも引き続き注目するのでござる。
世界柔道でござる
第25回世界柔道選手権大会がブラジルで開催されるでござる。
日本でのテレビ放送は9月14日(金)~17日(月)でござる。

拙者は侍なので、日本選手を応援するでござるが、
中でもやはり「ヤワラちゃん」に注目したいでござる。

出産・育児でアテネ五輪以来国際試合から遠ざかっていた
谷亮子選手は48㎏級2回戦からの登場でござる。
勝てば3回戦でアテネ五輪銀、前回カイロ大会2位の
ジョシネ(フランス)と当たるとのことでござる。

他にもアテネ五輪オール一本勝ちの63㎏級谷本歩実選手や、
78㎏超級・無差別の二階級制覇を目指す塚田真希選手も
応援するでござる。

もちろん、100キロ超級で挑戦する井上康生選手や
大会2連覇を目指す90㎏級の泉浩選手、100㎏級の鈴木桂治選手など
男子選手も応援するでござる。

前回の2005年カイロ大会では日本の金メダルは3個でござる。
今回は何個になるか、期待して観戦したいでござる。
桑田、現役続行に前向き
拙者の尊敬する桑田真澄投手。
毎年の如く今年も、1995年に自身の右肘手術を施した恩師
「ジョーブ博士」を訪ねたそうでござる。
そこで突然「右足の靴下を脱げ」と言われ、
今年3月に痛めた右足首の診察が始まったそうでござる。

そこで博士が言った言葉は、
「私の信頼している足首の権威に検査をさせて、今後の治療を考えよう。
可能なら、できるだけ長くプレーしなさい」だそうでござる。

ご苦労さん、と言われると思っていた桑田投手は、
博士の言葉に、現役続行への思いを強くしたそうでござる。

桑田投手いわく「やれるだけのことをやった、
と思えなければ(現役引退を)決断はできないと思うんです」
ここでござる、拙者が桑田投手を尊敬する理由は。
自己に厳しい彼の、「やれるだけのこと」と言うのは、
拙者には想像もつかない高いレベルだと思うのでござる。

人々は引き際について、さまざまに語るであろうが、
拙者は桑田選手に、とことんまでやってもらいたいでござる。
そして拙者も、「やれるだけのことをやった」と言えるような
人生を送りたいと思うのでござる。